FCズュートティロール(Fußballclub Südtirol)はイタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノを本拠地とするサッカークラブチーム。2022-23シーズンはセリエBに所属している。
1947年、ボルツァーノ自治県ブリクセンを本拠地とするSport Verein Millandとして創設。1995年、南チロルにプロチームをという動きの中でFCズュートティロール=アルト・アディジェ(FC Südtirol-Alto Adige)と名称を変更。2000-01シーズンにはセリエC2に昇格し、プロリーグ入りを実現させた。なお、セリエC2昇格と同時にクラブは株式会社化され、現在のFCズュートティロール(Fußballclub Südtirol S.r.l)となった。
2010-11シーズンにはレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ(旧C1)に初昇格を果たしている。
また、2000年から県都ボルツァーノのスタディオ・ドルーソ(ドイツ語名:ドルスス・シュタディオン)でホームゲームを行うようになり、実質的に本拠地移転となっていたが、クラブの登記上は2011年にようやくブリクセンからボルツァーノに変更された。
2021-22シーズンのセリエC・ジローネAで首位になり、セリエBへの昇格が決定。勝ち点は90で、失点9はイタリアのプロリーグで最少失点記録である。トレンティーノ=アルト・アディジェ州に属するクラブでは、初めてセリエB以上のリーグに挑戦するクラブとなった。