モデナFC.2018(イタリア語: Modena Football Club 2018)は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州モデナを本拠地とするサッカークラブ。2022-23シーズンはセリエBに所属している。
1912年創設。1920年 - 1940年代はセリエAとセリエBを行き来するシーズンが続いたが、その後クラブは低迷し、1963-64シーズンを最後にセリエAからは遠ざかっていた。
2001-02シーズンはセリエBで2位に入り、39年ぶりにセリエA昇格。しかし、昇格2年目の2003-04シーズンは16位と低迷し、再びセリエBへ降格している。
2010年代は財政に苦しみ、2015-16シーズンにはセリエCに降格。2014年から2017年にかけて負債は500万ユーロ(およそ6.6億円)以上増加していた。
2017-18シーズンに給与の未払いによる選手のストライキで4試合の試合放棄となり、リーグ規定によりセリエCからの除名を決定された。また、破産宣告を受け、クラブ消滅となる。
10月2日にはサポーターが、クラブカラーの棺をかつぎ、“モデナの死”を悼む葬儀が行われた。
2018年3月にクラブの歴史を受け継ぐための入札が行われ、Pro Modena Società Sportiva Dilettantisticaとして4部から再スタートすることとなった。チームを一から作り直したが、1年で3部へ復帰することに成功した。
2021年5月24日、アパレルブランドであるストーンアイランド会長のカルロ・リヴェッティがクラブを買収した。