チリプロバスケットボールリーグの「ABAアンクド」は、首都サンティアゴにあるプロバスケットボールチームです。1979年に設立され、チリ国内初のプロバスケットボールチームとなりました。「アンクド」とは、このチームのホームアリーナであるアンクド・アリーナにちなんで名付けられました。

ABAアンクドは、1980年代にチリ国内で最も成功したバスケットボールチームとなり、リーグ3連覇を達成しました。また、1983年にはチリバスケットボール杯で優勝し、1984年には南米クラブ選手権で3位入賞を果たしました。

1990年代に入ると、ABAアンクドは他のチームとの競争激化や経済的な問題により成績が低下し、2000年に解散しました。しかし、2009年に復活し、現在はチリプロバスケットボールリーグでプレーしています。

ABAアンクドのホームアリーナであるアンクド・アリーナは、1976年に建設され、収容人数は約10,000人です。このアリーナは、チリ国内で最も近代的なバスケットボールアリーナの一つであり、チリ代表チームの試合や国際大会も開催されています。

ABAアンクドの現在のヘッドコーチは、元チリ代表チームの選手であるアルトゥーロ・サラス氏です。サラス氏は、2011年にABAアンクドのヘッドコーチに就任し、2012年にチームをリーグ優勝に導きました。

ABAアンクドのチームカラーは、青と黒です。チームのマスコットは、チリの固有種であるキツネ「アンクド」です。