サッカー東ティモール代表(サッカーひがしティモールだいひょう)は、東ティモールサッカー連盟(FFTL)によって構成される、東ティモールのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都ディリにあるエスタジオ・ナシオナル。

History

2005年9月12日付けで国際サッカー連盟(FIFA)に加盟した。東ティモールが国際デビューを果たしたのは2003年3月に行われたAFCアジアカップ2004・予選で、スリランカに2-3、チャイニーズタイペイに0-3でそれぞれ敗れている。

長らく勝てない試合が続いたが、デビューから23戦目の2012年AFFスズキカップ・予選の初戦、対カンボジア戦に5-1で勝ち、FIFA加盟国に対して念願の初勝利を挙げた。同予選ではラオスに対しても3-1で勝ったが、ミャンマーとブルネイにそれぞれ1-2で敗れ、予選3位(上位2チームが本戦出場権を獲得する)で本戦出場はならなかった。

2017年1月20日、同代表としてAFCアジアカップ2019の予選に出場したブラジル出身の12選手について、出生証明書の偽造が確認されたことを受け、AFCはAFCアジアカップ2023の予選から同代表を除外するとともに、東ティモールサッカー連盟に2万ドル(約230万円)の罰金、連盟幹部に3年間の業務停止および9,000ドル(約100万円)の罰金を科した。

東ティモール代表は、東ティモールサッカー連盟により編成される、東ティモールのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都ディリのディリ・ナショナル・スタジアム。国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)に加盟している。AFC加盟国として2016年に初開催されたAFCソリダリティーカップで優勝した。

東ティモールは、2002年10月31日のマカオ戦が国際Aマッチ初戦だったが、スコア0-2で敗れた。2004年には、FIFAワールドカップ・ドイツ大会予選にも出場したが、グループHで1勝もあげられず最下位で敗退した。しかし、2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会予選では、グループGでオーストラリア、カタール、イラクに次ぐ4位に入り、オーストラリア、イラクのワールドカップ出場権獲得に貢献した。

また、2010年には、AFCチャレンジカップに初出場し、準々決勝でキルギスに敗れたが、グループリーグでの得失点差により、AFCアジアカップ2011の出場権を獲得した。これは、東ティモールにとって初の主要国際大会出場となった。2011年のAFCアジアカップでは、グループCで中国、ウズベキスタン、カタールと同組となったが、3戦全敗でグループリーグ敗退となった。

東ティモールのサッカーは、近年急速に発展しており、2016年にはAFCソリダリティーカップで優勝した。また、2019年にはAFCアジアカップ2019に出場し、グループFで日本、ウズベキスタン、オマーンと同組となった。東ティモールは3戦全敗でグループリーグ敗退となったが、ウズベキスタン戦では1-2と善戦した。

東ティモールのサッカーの今後の発展が期待されている。