FADEPメンドーサは、アルゼンチンのメンドーサ州メンドーサに本拠地を置くサッカークラブです。現在は、アルゼンチン4部リーグ「プリメーラB・メトロポリターナ」に所属しています。

クラブは1920年に「クルブ・ソシアル・イ・デポルティーボ・FADEP」として設立されました。FADEPとは、メンドーサ州にある「工業経済開発ファンド(Fondo de Ayuda al Desarrollo Económico Patagónico)」の略称です。

クラブは設立当初から地元メンドーサのリーグでプレーしていましたが、1970年にアルゼンチンサッカー協会に加盟し、全国リーグに参加することになりました。

FADEPメンドーサは、全国リーグに参加してからしばらくは低迷していましたが、1980年代後半から1990年代にかけて黄金期を迎えました。1987年にはコパ・リベルタドーレスに出場し、ベスト16まで進出しました。また、1990年にはコパ・アメリカに出場し、4位という成績を収めました。

しかし、その後は再び低迷し、2000年に3部リーグに降格しました。その後は3部リーグと4部リーグを行き来していましたが、2019年に4部リーグに降格して以来、4部リーグに所属しています。

FADEPメンドーサは、アルゼンチンの伝統的なクラブのひとつであり、多くのサポーターを抱えています。ホームスタジアムは、エスタディオ・マルセロ・ビダレスタです。