アル・クワット・アル・ファリスティニア(アラビア語: منتخب فلسطين لكرة القدم‎、英語: Palestine national football team)は、パレスチナサッカー協会(PFA)によって編成されるパレスチナ代表のサッカーチーム。ホームスタジアムは、ヨルダン・アンマンにあるキングアブドラスタジアムである。

パレスチナサッカー協会は、1928年に設立され、1934年に国際サッカー連盟(FIFA)に加盟した。1962年、パレスチナサッカー協会は、アジアサッカー連盟(AFC)に加盟した。

パレスチナ代表は、FIFAワールドカップには、これまでに出場したことがない。AFCアジアカップには、2015年大会に出場して、グループステージで敗退した。アラブカップには、2002年大会に出場して、ベスト8に進出した。

パレスチナ代表は、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、レバノンなどの中東諸国とは、比較的親善関係にある。一方、イスラエルとは、関係が悪く、パレスチナ代表は、イスラエル代表と対戦したことはない。

パレスチナ代表は、FIFAランキングで、2022年4月現在、103位に位置している。

パレスチナ代表の歴代最多出場選手は、アブドゥルラーマン・ハサンで、112試合に出場している。歴代最多得点選手は、アシュラフ・ヌマンで、10ゴールを決めている。