TSVアプツヴィント(ツェーエスファウ アプツヴィント)は、1953年に創設されたドイツのサッカークラブ。バーデン=ヴュルテンベルク州カルヴ郡アプツヴィントを本拠地としている。

クラブは1953年に創設され、1960年代から1970年代にかけて下部リーグで活躍した。1980年代以降は州リーグでプレーすることが多くなり、2000年代には5部リーグのフェルバンツリーガ・ヴュルテンベルクでプレーした。

2010年代に入るとクラブは勢力をつけ始め、2012-13シーズンにはフェルバンツリーガ・ヴュルテンベルクで優勝し、4部リーグのレギオナルリーガ・ズュートヴェストに昇格した。レギオナルリーガ・ズュートヴェストでは中位に位置することが多く、2017-18シーズンには3位に入り、3部リーグの3.リーガに昇格した。

3.リーガでは苦戦が続き、2019-20シーズンには最下位となり、レギオナルリーガ・ズュートヴェストに降格した。しかし、2020-21シーズンにはレギオナルリーガ・ズュートヴェストで優勝し、3.リーガに復帰した。

チームのホームスタジアムはシュタディオン・アム・ボデンゼーで、収容人数は15,000人である。チームの愛称は「シュヴァルツェ(黒)」で、クラブカラーは黒と白である。

チームの主なタイトルは、レギオナルリーガ・ズュートヴェスト優勝2回(2012-13シーズン、2020-21シーズン)である。