ノーザン・レンジャーズ・ウィメンとは、オーストラリア・クィーンズランド州を本拠地とするサッカークラブである。オーストラリア国内女子リーグのWリーグに所属している。クラブカラーは赤と黒。

クラブは1993年に「ノーザン・レンジャーズ・サッカークラブ」として設立され、1996年にWリーグに加盟した。当初は下位に甘んじるシーズンが続いたが、2003年に初のファイナル進出を果たし、2004年には初優勝を飾った。その後も2005年、2006年と3連覇を達成した。

2007年からは一時低迷期に入ったが、2012年に再びファイナルに進出し、2013年には2度目の優勝を果たした。近年はリーグ中堅に位置している。

ノーザン・レンジャーズ・ウィメンは、オーストラリア代表にも多くの選手を輩出している。2019年のFIFA女子ワールドカップには、アリッサ・カーペンター、アランナ・ケネディ、ステファニー・カタリー、サラ・ポーリ、シドニー・シュラーが選出された。

ホームスタジアムは、ブリスベンのサンコープ・スタジアムである。