セントメリーズ シーホークス

セントメリーズ シーホークス（Saint Mary's Gaels）は、カリフォルニア州モラガを拠点とするアメリカ合衆国のカトリック系私立大学であるセントメリーズ カレッジの男子バスケットボールチームである。西海岸カンファレンス（WCC）に所属している。ホームアリーナは大学内のマクアリ体育館である。

シーホークスは、WCCで最も成功しているプログラムの一つであり、1936年に創設されて以来、NCAAトーナメントに22回出場している。1959年と1960年には、2年連続でファイナルフォーに進出している。過去5シーズンでNCAAトーナメントに3回出場しており、2019年にはNCAAトーナメントのエリートエイトに進出している。

シーホークスの最も有名な選手には、元NBA選手のバース・スコットと、元NBAヘッドコーチのドン・ネルソンがいる。スコットは、1985年のNBAファイナルでロサンゼルス・レイカーズの優勝に貢献し、1988年にはNBAオールスターゲームにも出場している。ネルソンは、ミルウォーキー・バックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ダラス・マーベリックスのヘッドコーチを務め、通算1335勝をあげている。

シーホークスは、粘り強く、ディフェンスを重視したバスケットボールスタイルで知られている。また、スリーポイントシュートを得意としており、2019年にはNCAAトーナメントで1試合あたりのスリーポイントシュート成功率がトップだった。

シーホークスは、WCCで最も人気のあるチームの一つであり、ホームゲームはいつも満員になる。また、学生スポーツを支援する全米組織であるNCAAのディビジョンIで最も優れた男子バスケットボールプログラムに贈られるジョン・ウッデン賞の候補にも何度も選ばれている。