ACRメッシーナ(A.C.R. Messina)は、イタリア・メッシーナを本拠地とするサッカークラブチーム。2023-24シーズンはセリエCに所属している。
メッシーナはメッシーナ海峡を挟んでレッジョ・ディ・カラブリアと向き合っており、レッジーナ1914との一戦はデルビー・デッロ・ストレットとして盛り上がりを見せる。
1900年にメッシーナFCの名前で創設。
2002年、メッシーナ海峡でフェリー業などを展開していた実業家ピエトロ・フランツァがクラブを買収。積極的な補強策でチームを強化する。2004-05シーズンにセリエAに昇格。柳沢敦、小笠原満男が在籍していたことで日本でも馴染みの深いクラブチームである。
2005-06シーズン終盤に騒がれたセリエAの八百長問題で、メガクラブの処分後にレッジーナ1914と共に疑いがかけられたが、処分は下されなかった(レッジーナは減点)。
しかし、セリエA時代のフランツァ会長による積極経営はクラブの財政力を無視しており、クラブは経営難となった。2006-07シーズンにセリエBに降格し、2007-08シーズンはセリエBで14位となった。シーズン後、財政難のためにプロリーグ登録が認められず、セリエD降格となった。2014年夏、現在のクラブ名に改称した。