Wikipedia - ACRメッシーナ

ACRメッシーナA.C.R. Messina)は、イタリア・メッシーナを本拠地とするサッカークラブチーム。2023-24シーズンはセリエCに所属している。

メッシーナはメッシーナ海峡を挟んでレッジョ・ディ・カラブリアと向き合っており、レッジーナ1914との一戦はデルビー・デッロ・ストレットとして盛り上がりを見せる。

History

1900年にメッシーナFCの名前で創設。

2002年、メッシーナ海峡でフェリー業などを展開していた実業家ピエトロ・フランツァがクラブを買収。積極的な補強策でチームを強化する。2004-05シーズンにセリエAに昇格。柳沢敦、小笠原満男が在籍していたことで日本でも馴染みの深いクラブチームである。

2005-06シーズン終盤に騒がれたセリエAの八百長問題で、メガクラブの処分後にレッジーナ1914と共に疑いがかけられたが、処分は下されなかった(レッジーナは減点)。

しかし、セリエA時代のフランツァ会長による積極経営はクラブの財政力を無視しており、クラブは経営難となった。2006-07シーズンにセリエBに降格し、2007-08シーズンはセリエBで14位となった。シーズン後、財政難のためにプロリーグ登録が認められず、セリエD降格となった。2014年夏、現在のクラブ名に改称した。

ACRメッシーナ(イタリア語: Associazione Calcio Rinascita Messina)は、イタリア・シチリア島のメッシーナに本拠地を置くサッカークラブ。クラブカラーは黄と赤。

メッシーナは1900年に創設され、1905年にシチリア州初のサッカー大会に出場。1919年にイタリアサッカー連盟に加盟し、1929-30シーズンにはセリエAに初昇格を果たした。昇格後、メッシーナは4シーズンをセリエAで過ごしたが、1932-33シーズンにセリエBに降格。その後、メッシーナはセリエAとBを行き来するようになり、1963-64シーズンにはセリエAに復帰。しかし、メッシーナはセリエAで1シーズンしか過ごせず、再びセリエBに降格した。

1980年代に入ると、メッシーナはセリエC1に降格。1998-99シーズンにはセリエC2に降格したが、2000-01シーズンにはセリエC1に復帰。2003-04シーズンにはセリエBに昇格し、2004-05シーズンにはセリエAに昇格を果たした。しかし、メッシーナはセリエAで1シーズンしか過ごせず、再びセリエBに降格した。

2009-10シーズンにはセリエC1に降格し、2011-12シーズンにはセリエC2に降格。2013-14シーズンにはセリエDに降格し、2014-15シーズンにはセリエC2に復帰した。2015-16シーズンにはセリエC1に昇格し、2017-18シーズンにはセリエBに昇格した。

メッシーナのホームスタジアムは、スタディオ・サン・フィリッポ-フランコ・スコダリオ。収容人数は37,542人。