スケジュール

イランカップ 04/26 15:00 4 マラヴァン vs サイパカラジュ - View
イラン プロリーグ 05/01 14:45 25 エステグラル・フーゼスターン vs マラヴァン - View
イラン プロリーグ 05/06 16:00 26 マラヴァン vs ハヴァダルSC - View

結果

イラン プロリーグ 04/21 13:30 24 [5] マラヴァン v セパハン [3] L 1-2
イラン プロリーグ 04/12 16:30 23 [2] ペルセポリス v マラヴァン [5] L 1-0
イラン プロリーグ 04/06 15:30 22 ナッサジ・マーザンダラーン v マラヴァン W 0-1
イラン プロリーグ 03/17 15:30 21 [6] マラヴァン v サナトナフトFC [16] W 1-0
イラン プロリーグ 03/13 15:15 20 ペイカーン v マラヴァン L 1-0
イラン プロリーグ 03/07 14:00 19 [6] マラヴァン v ゴルゴハール [5] W 1-0
イラン プロリーグ 02/27 12:30 18 [12] フーラード・フーゼスターン v マラヴァン [4] D 1-1
イラン プロリーグ 02/22 13:45 17 マラヴァン v エステグラル・テヘラン D 1-1
イラン プロリーグ 02/15 11:30 16 [6] ゾブアハン v マラヴァン [7] W 0-1
イランカップ 02/09 11:30 5 マラヴァン v Shahr Raz Shiraz W 1-0
イラン プロリーグ 12/31 11:30 15 アルミニウムアラク v マラヴァン D 1-1
イラン プロリーグ 12/25 11:30 14 [5] マラヴァン v トラークトゥール・サーズィー [4] D 0-0

Stats

 TotalHomeAway
Matches played 28 15 13
Wins 11 6 5
Draws 9 5 4
Losses 8 4 4
Goals for 29 14 15
Goals against 27 12 15
Clean sheets 12 9 3
Failed to score 8 5 3

Wikipedia - マラヴァーンFC

マラヴァーン・バンダレ・アンザリーFC (ラテン文字:Malavan Bandar Anzali Football Club、ペルシア語: باشگاه فوتبال ملوان بندر انزلى‎) はイラン・ギーラーン州のバンダレ・アンザリーを本拠地とするサッカークラブである。マラヴァーンはペルシア語で水兵を意味する。首都テヘラン以外のクラブとしては国内リーグの観客数で1、2を争うほど人気の高いクラブである。

クラブの総株数の70%をイランのビジネスマン、ホセイン・ヘダーヤティー (Hossein Hedayati) が保有し、残りの30%をイラン海軍が保有している。マラヴァーンは国内でも若手育成プログラムが優れたクラブとして知られている。 現在は国内最上位サッカーリーグのイラン・プロリーグに所属している。

マラヴァーンFCは総合スポーツクラブであるマラヴァーン文化スポーツクラブのサッカー部門である。

History

設立

1969年、バフマン・サーレフニヤーが港町バンダレ・アンザリーの若手アスリートとともにクラブを立ち上げた。それからしばらくして、イラン海軍がクラブのメインスポンサー、オーナーとなることが決定した。サーレフニヤーはクラブの父と呼べる存在であり、彼は1973年にクラブの監督に就任し、1998年まで監督を続けた。2010年まで、クラブは彼以外にモハンマド・アフマドザーデとノスラト・イーラーンドースト、ファルハード・プールゴラーミーという3人の監督しか迎えていない。

成功

サーレフニーヤーはクラブを国内1部リーグへと昇格、復帰させた人物である。クラブは国内リーグで特別な成功を収めたことはないが、1977年と1989年にはリーグで3位に入り首都テヘラン以外では最上位の成績を挙げた。マラヴァーンはハズフィー・カップでは1976, 1987, 1990と3回優勝している。1988年、マラヴァーンはアジアクラブ選手権に参加したが、サウンダーズSCを1回戦で破った後イラン・イラク戦争のため参加を辞退せざるを得なくなった。

マラヴァーンは監督をめったに変えないことから近年は中位で安定した成績を残しており、ビッグクラブに挑戦するシーズンが続いている。2008-09シーズンと2009-10シーズンはリーグ戦を12位で終えた。 2010-2011シーズン、マラヴァーンはリーグ戦を8位で終え、ハズフィー・カップでは決勝に進出したがペルセポリスFCに敗れ準優勝に終わった。

エル・ギーラーノ

バンダレ・アンザリーとラシュトはギーラーン州で1、2を争う大規模都市である。バンダレ・アンザリーはイラン北部最大の港町、ラシュトはギーラーン州の州都であり、この二つの市のフットボールクラブの間には強い対抗意識が存在する。マラヴァーンはバンダレ・アンザリー市内最上位のクラブであり、SCダーマーシュはラシュト市の最上位のクラブである。(ラシュトにはほかにセピードルード・ラシュトFC(英語版)というクラブが存在する) マラヴァーンとダーマーシュもしくはセピードルードとの試合はギーラーンダービーもしくはエル・ギーラーノとして知られている。

2008-2009年シーズン、マラヴァーンはジャラール・ラーフハーイーやメフラーン・ジャアファリーのゴールによりダーマーシュをアウェーで破った。試合後には約1000の観客席がダーマーシュのファンにより破壊された。 2009-2010年シーズン、マラヴァーンはセピードルードとハズフィー・カップで対戦し、メフルダード・オラーディーの2ゴールで勝利した。

試合 ホームチーム 結果 アウェーチーム
1 エステグラル・ラシュト 1-2 マラヴァーン
2 マラヴァーン 0-0 エステグラル・ラシュト
3 ペガーフ 2-2 マラヴァーン
4 マラヴァーン 3-0 ペガーフ
5 ペガーフ 0-0 マラヴァーン
6 マラヴァーン 1-1 ペガーフ
7 ダーマーシュ 1-2 マラヴァーン
8 マラヴァーン 1-1 ダーマーシュ
9 マラヴァーン 0-1 ダーマーシュ
10 ダーマーシュ 0-0 マラヴァーン
11 ダーマーシュ 0-0 マラヴァーン
  • ペガーフは2008年に解散。

サポーター

マラヴァーンは情熱的な応援とクラブへの忠誠心が高いことで知られている。マラヴァーンで有名なチャントはGhouye sepide khazari/Malavan bandar Anzali (ペルシア語: قوی سپید خزری/ملوان بندر انزلی‎) であり、これは北の白鳥と、バンダレ・アンザリーの水兵を意味する。

マラヴァーンのファンは地元出身の英雄シールース・ガーイーガラーン(英語版)に対し非常に敬意を持っており、彼らはクラブが負けているときはガーイーガラーンを選手たちに思い起こさせるために常に歌うチャントを持っている。

2010-2011シーズンにマラヴァーンがエステグラルとハズフィー・カップの準決勝で対戦した際には、スタジアムの収容人数を超える多くのファンがスタジアムに詰めかけ、マラヴァーン勝利後はその勝利を街中で祝った。決勝戦においても多くのサポーターがスタジアムに詰めかけたが、ペルセポリスに敗れ準優勝に終わると多くのファンがスタジアムのフェンスを破ってピッチに乱入した。

シーズン別の成績

イラン・プロリーグが開始された2001年以降の成績をいかに示す。

シーズン ディヴィジョン 順位 ハズフィー・カップ
2001–02 イラン・プロリーグ 12位
2002–03 イラン・プロリーグ 14位
2003–04 アーザーデガーン・リーグ 2位
2004–05 イラン・プロリーグ 7位 ベスト8
2005–06 イラン・プロリーグ 11位 ベスト8
2006–07 イラン・プロリーグ 14位 ベスト8
2007–08 イラン・プロリーグ 16位 ベスト16
2008–09 イラン・プロリーグ 12位 ベスト8
2009–10 イラン・プロリーグ 12位 ベスト8
2010–11 イラン・プロリーグ 8位 準優勝
2011–12 イラン・プロリーグ 15位 4回戦敗退
2012–13 イラン・プロリーグ 13位 ベスト32
2013–14 イラン・プロリーグ 7位 ベスト16
マラヴァンは、イランのプロサッカークラブであり、イラン北部のギーラーン州バンダル・アンザリーを拠点としている。ホームスタジアムは、ガズィー・スタジアムである。

マラヴァンは、1969年に創設された。クラブ名は、ギーラーン州の伝統的な舞踊である「マラヴァン」に由来している。「マラヴァン」は、結婚式の際に踊られることが多く、幸福と幸運を祈る踊りとして知られている。

マラヴァンは、イラン国内リーグでは、これまで優勝経験はないが、イラン・ハズフィー・カップでは、1999年に優勝している。また、AFCチャンピオンズリーグにも出場経験があり、2007年には、グループステージで名古屋グランパスエイトと対戦している。

マラバンのホームスタジアムであるガズィー・スタジアムは、15,000人を収容することができる。スタジアムは、1974年に建設され、2008年に改修が行われた。

マラバンのサポーターは、「マラヴァニー」と呼ばれており、非常に熱心なことで知られている。マラヴァニーは、ホームゲームでは常にスタジアムを埋め尽くし、チームを大声で応援している。

マラバンのライバルクラブは、同じギーラーン州を拠点とするセパハン・イスファハンである。両クラブは、毎年激しい対戦を繰り広げている。

マラバンは、イラン国内でも屈指の人気クラブであり、多くのファンを獲得している。クラブは、今後もイランサッカー界において重要な役割を果たしていくものと思われる。