リアンホンタイ

台湾プロサッカーリーグ、台湾企業甲級足球聯賽（台湾リーグ）に所属するサッカークラブ。宜蘭県をホームタウンとし、2020年シーズンより台湾リーグに参戦している。

クラブ名は宜蘭県における先住民であるタイヤル族の言葉で「勇猛果敢」を意味する「リアンホンタイ」に由来する。

クラブカラーは青とオレンジ。マスコットは台湾固有種のリス、アルタイリスである。

ホームスタジアムは宜蘭運動公園サッカー場。クラブハウスは宜蘭市にある。

クラブは2018年に宜蘭県在住のサッカーファン有志によって設立された。2019年は台湾2部リーグにあたる台湾乙級足球聯賽（台湾乙級）に所属し、3位でシーズンを終えた。2020年より台湾リーグに昇格した。

台湾リーグ初年度の2020年は5勝4分11敗の成績で10チーム中9位に終わった。2021年はクラブ初となる台湾リーグでの勝利を挙げたものの、1勝3分16敗の成績で10チーム中最下位に終わった。

クラブの目標は台湾リーグ優勝とAFCチャンピオンズリーグ出場である。

クラブのオーナーは台湾の実業家である楊應超（ヤン・イエンチャオ）氏。楊氏は宜蘭県出身で、建設業や食品業を営んでいる。また、台湾リーグの会長も務めている。

クラブの監督は元台湾代表の周台英（チョウ・タイイン）氏。周氏は台湾リーグで2度の優勝経験があり、台湾代表をFIFAワールドカップ予選に出場させた実績もある。

クラブのキャプテンは元台湾代表の陳柏良（チェン・ポーリャン）氏。陳氏は台湾リーグで通算100試合以上に出場しており、台湾代表としても40試合以上に出場している。