バスケット・フメベセ(Basket FMEBC)は、ブラジルのサンパウロを拠点とするプロバスケットボールチームです。1947年に設立され、1997年までは「バスケット・タウバテ(Basket Tatuí)」という名称で活動していました。その後、メインスポンサーである建設会社「FMEBC」の頭文字をとって現在の名称に変更されました。

バスケット・フメベセは、ブラジル国内リーグであるNBB(Novo Basquete Brasil)に所属しています。NBBは、2008年に設立されたブラジルのプロバスケットボールリーグであり、16チームが参加しています。バスケット・フメベセは、NBBに所属するチームの中で最も成功したチームの一つであり、2010年、2012年、2014年の3回優勝しています。また、コパ・ド・ブラジルや南米クラブ選手権でも優勝経験があります。

バスケット・フメベセは、ブラジル代表チームに多くの選手を輩出しています。最近では、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場したチアゴ・スプリッター選手や、2019年のワールドカップに出場したブルーノ・カボクロ選手などが所属していました。

バスケット・フメベセは、サンパウロにあるジェラルド・ジョセ・デ・アルメイダ体育館をホームアリーナとしています。ジェラルド・ジョセ・デ・アルメイダ体育館は、1972年に建設され、収容人数は約10,000人です。バスケット・フメベセの試合は、いつも多くのファンで賑わっています。