日立笠戸女子バスケットボール部(ひたちかさど じょしバスケットボールぶ)は、広島県安芸郡海田町に本拠地を置く日本の女子プロバスケットボールチーム。WJBLに加盟している。

チームの名称は、本拠地である海田町にある日立製作所の笠戸事業所から命名されている。

1971年に、日立製作所の笠戸事業所にバスケットボール部が創設されたのが始まりである。1973年に実業団登録チームとなり、1974年に日本リーグに昇格した。

1976年に、第1回全日本総合バスケットボール選手権大会で優勝し、1977年には、日本リーグで初優勝を飾った。その後、1980年代から1990年代にかけて、日本リーグで何度も優勝し、女子バスケットボール界をリードするチームとなった。

1996年に、日本リーグが廃部となり、WJBLが設立された。日立笠戸女子バスケットボール部は、WJBLに加盟し、初年度から優勝を飾った。その後も、WJBLで何度も優勝し、女子バスケットボール界の強豪チームとして君臨している。

チームの特徴は、ディフェンスからの速攻である。相手のミスを誘発して、素早く攻めに転じるスタイルを得意としている。また、選手層が厚く、どの選手も高いレベルでプレーできることが強みである。

チームの目標は、WJBLで優勝し、皇后杯で優勝することである。また、世界大会に出場し、上位入賞を目指すことも目標としている。

チームの応援団は、通称「笠戸ガールズ」と呼ばれている。チームのホームゲームには、多くの笠戸ガールズが駆けつけ、熱い声援を送っている。