サルトFC(スペイン語: Club Atlético Sarandí del Yi)は、ウルグアイのドゥラスノ県サルトに本拠地を置くサッカークラブである。1914年3月24日に設立され、ウルグアイフットボールリーグの2部に相当するセグンダ・ディビシオンに所属している。

サルトFCは、地元の英雄であるフアン・アントニオ・ラヴァジェハ将軍にちなんで名付けられた。クラブのニックネームは「ロコス(Los Rocos)」で、これはサルトの街の岩だらけの地形に由来している。

サルトFCは、1960年代と1970年代にウルグアイ国内で成功を収めた。1965年には、ウルグアイ・チャンピオンシップのディビシオン・インテルメディア(2部)で優勝し、1970年には、コパ・リベルタドーレス(南米クラブ選手権)で準優勝した。

その後、サルトFCは長い低迷期に入るが、2000年代後半に再び力を付け始め、2009年には、ウルグアイ・チャンピオンシップのディビシオン・アマチュア(3部)で優勝し、2部に昇格した。

サルトFCのホームスタジアムは、エスタディオ・アティリオ・パナンビ・シバリである。収容人数は10,000人で、ウルグアイ国内で最も古いスタジアムの一つである。

サルトFCは、ウルグアイ国内で最も人気のあるクラブの一つであり、多くのサポーターを抱えている。クラブの最大のライバルは、同じドゥラスノ県を本拠地とするセロ・ラルゴFCである。