CD マリーノ・フェメニーノ(スペイン語: Club Deportivo Marino Femenino)は、スペイン・カнар諸島州テネリフェ島のアロナを本拠地とする女子サッカークラブである。現在は、スペイン女子サッカー3部のプレフェレンテ・フェメニーナに所属している。

CD マリーノは、1939年に男子サッカークラブとして設立された。女子サッカー部門は、1980年代に設立された。1990年代には、スペイン女子サッカー選手権(現プリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ)に所属していた。しかし、2000年代に入ると、財政難により下部リーグに降格した。

2010年代に入ると、CD マリーノは再び力をつけ始め、2016-17シーズンにプレフェレンテ・フェメニーナに昇格した。2017-18シーズンには、プレフェレンテ・フェメニーナで優勝し、セグンダ・ディビシオン・フェメニーナ(スペイン女子サッカー2部)に昇格した。しかし、2018-19シーズンには、セグンダ・ディビシオン・フェメニーナで最下位に終わり、プレフェレンテ・フェメニーナに降格した。

CD マリーノは、カнар諸島で最も成功した女子サッカークラブのひとつであり、多くのタイトルを獲得している。また、スペイン女子サッカー代表に多くの選手を輩出している。

CD マリーノのホームスタジアムは、エスタディオ・アンヘロ・トロンコソである。エスタディオ・アンヘロ・トロンコソは、1949年に開場したサッカー専用スタジアムであり、収容人数は4,000人である。