FCケルチ(チェコ語: FK Kelč、チェコ語発音: [ɛfkɛ kɛltʃ])は、チェコのケルチを本拠地とするサッカークラブである。2018-19シーズンはチェコ4部リーグのディヴィゼD(Divize D)に所属している。

ケルチは1936年に設立され、チェコスロバキア時代は下部リーグに所属していた。チェコとスロバキアが分離独立した後も、チェコの4部リーグから5部リーグを行き来するのみで、上位リーグへの昇格を果たせない状況が続いていた。

しかし、2017-18シーズンにディヴィゼEで優勝を果たし、4部リーグへの昇格を果たした。翌2018-19シーズンはディヴィゼDで10位となり、残留を果たした。

ケルチのホームスタジアムは、ケルチにあるスタディオン・ケルチ(Stadion Kelč)である。収容人数は1,000人である。

ケルチの最大のライバルは、同じディヴィゼDに所属するSKヴィソチナ・ジリーナ(SK Vysočina Žďár nad Sázavou)である。両チームは、2018-19シーズンの最終節で対戦し、2-2で引き分けた。

ケルチは、チェコサッカー界においては名門クラブではないが、地元ケルチでは人気のクラブである。ホームゲームには多くのサポーターが駆けつけ、熱い声援を送っている。