CRB ウーアリ・ブーメディエン

CRB ウーアリ・ブーメディエン（アラビア語: شباب بلوزداد، クラブ・リザルティヴ・ド・ベルコウザネ‎、Shawbab Belouezdad CRB、英語: Chabab Riadhi Belouizdad CRB）は、アルジェリア・アルジェを拠点とするサッカークラブ。ホームスタジアムは2020年に完成した新スタジアム、スタッド・ヌフ・ドゥ・ドゥエラ。

クラブは1962年に独立後のアルジェリア初のサッカークラブとして、FLN（民族解放戦線）のメンバーによって設立され、同じメンバーによって運営されていたUSMアルジェやエントゥアント・エスパーニャ、マルセイユ・サン＝ジェルマン、クルジュ、サンピエトロネーゼ（イタリア語版）などと友好関係を結んでいる。クラブ名のCRBはClub Riadhi Belouizdadの略だが、アラビア語で「青年」「アスリート」「スポーツ」を意味する「シャバブ」の頭文字「S」と、「ベルクザネ」の頭文字「B」を組み合わせたものでもある。

クラブカラーは白と赤。これは、アルジェリアの国旗をデザインした画家イスマーイール・ヤーメフ（アラビア語版）が、FLNの有名なモットーである「国民と軍事、イスラム教徒、進歩主義者、青年」を表す色をモチーフにデザインし、それがクラブのカラーとして採用された。

クラブはアルジェリア国内で最も成功を収めているクラブの1つであり、リーグ優勝16回、カップ優勝8回を誇る。アフリカサッカー連盟主催の大会では、CAFチャンピオンズリーグの決勝に進出した経験がある。

クラブのサポーターは、世界で最も熱狂的なサポーターのグループの1つとして知られ、その数は50万人に達すると推定されている。彼らは、ホームゲームではスタジアムを埋め尽くし、チームに声援を送る。