FC KASHIRA(エフシー・カシラ)は、ロシアの南西モスクワ州カシーラに本拠地を置くサッカークラブである。

1998年、カシーラ市初のプロサッカークラブとして設立された。クラブのオーナーは、地元実業家のアレクサンドル・コメルツェフ氏である。2003年、ロシア・セカンド division(3部)に初昇格。2007年、ロシア・ファーストディビジョン(2部)に昇格し、2008年まで2シーズン在籍した。その後、セカンドディビジョンに降格したが、2010年にファーストディビジョンに復帰。2019年現在、ファーストディビジョンに在籍している。

FC KASHIRAのホームスタジアムは、カシーラ市中央にあるスパルタクスタジアムである。収容人数は5,000人。クラブのエンブレムは、カシーラ市の紋章をモチーフにしたデザインとなっている。

FC KASHIRAは、モスクワ州を拠点とするサッカークラブとしては、FCヒムキ、FCサトゥルン、FCスパルタク・モスクワなどに次ぐ強豪チームである。クラブは、ロシア・カップのベスト8に進出したことがある(2006年)。

FC KASHIRAの主なライバルは、同じモスクワ州を拠点とするFCヒムキである。両チームは、ダービーマッチとして知られる一戦を毎年行っている。