ベネディテンセ

ベネディテンセ（ポルトガル語: Sport Clube Beneditense）は、ポルトガルのサン・ペドロ・ド・スル市を拠点とするサッカークラブ。

ベネディテンセは1943年に創設された。1958-59シーズンにポルトガル全国選手権セグンダ・ディビザン（2部）に初昇格を果たし、1962-63シーズンに同リーグで優勝してプリメイラ・ディビザン（1部）に昇格した。ただ、ベネディテンセはプリメイラ・ディビザンに1シーズン残留したのみで、翌1963-64シーズンに2部リーグに降格した。その後は2部リーグで長い間低迷を続けたが、2007-08シーズンに2部リーグで優勝してプリメイラ・ディビザンに2度目の昇格を果たした。しかし、ベネディテンセはプリメイラ・ディビザンに1シーズン残留したのみで、翌2008-09シーズンに再び2部リーグに降格した。

ベネディテンセはポルトガル代表選手を何人も輩出している。最も有名なのは、1980年代後半から1990年代にかけてポルトガル代表の主力選手として活躍したパウロ・フットレである。フットレは1983年にベネディテンセでプロデビューを果たし、1987年にポルトに移籍するまで在籍した。また、1980年代後半から1990年代にかけてポルトガル代表で活躍したアントニオ・アンドラーデも、ベネディテンセでプロデビューを果たした。アンドラーデは1983年にベネディテンセでプロデビューを果たし、1987年にポルトに移籍するまで在籍した。

ベネディテンセは現在、ポルトガル全国選手権セグンダ・ディビザン（2部）に所属している。ホームスタジアムはエスタディオ・ムニシパル・エドガル・アゼヴェドだ。