SCドニプロ-1

SKドニプロ-1（ウクライナ語: СК Дніпро-1）は、ウクライナのドニプロペトロウシク州ドニプロをホームタウンとするサッカークラブである。

SCドニプロ-1（エスシー・ドニプロ・イチ）は、ウクライナのドニプロペトロフシクを本拠地とするサッカークラブである。2017年に創設され、現在はウクライナ・プレミアリーグに所属している。

クラブは、ウクライナの名門クラブであるFCドニプロの解散を受けて、2017年に創設された。チーム名は、ドニプロ川の1番目の支流であるドネツ川のウクライナ語読みである「ドニプロ」と、創設年である「2017」を組み合わせたものである。

チームは、創設初年度の2017-18シーズンはウクライナ・ファーストリーグ（2部）に参加し、優勝を果たしてプレミアリーグ昇格を決めた。翌2018-19シーズンはプレミアリーグ初参戦ながら、ウクライナカップで準優勝し、UEFAヨーロッパリーグへの出場権を獲得した。

2019-20シーズンは、UEFAヨーロッパリーグでグループステージに進出し、ウクライナ勢としては10シーズンぶりにグループステージを突破した。また、プレミアリーグでは3位に入り、UEFAチャンピオンズリーグ予選への出場権を獲得した。

2020-21シーズンは、UEFAチャンピオンズリーグ予選で敗退し、ヨーロッパリーグに回った。ヨーロッパリーグでは、グループステージで無敗の快進撃を続け、決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメントでは、イタリアのASローマを破り、ベスト16に進出した。

クラブのホームスタジアムは、ドニプロペトロフシクにあるドニプロ・アリーナである。ドニプロ・アリーナは、2012年のUEFA欧州選手権の開催に合わせて建設され、31,003人を収容する。

クラブのエンブレムは、ドニプロ川の青い波と、ドニプロペトロフシクのシンボルである星の組み合わせである。エンブレムの上部には、クラブの名誉を表す3つの星が刻まれている。

クラブのマスコットは、ウズラである。ウズラは、ドニプロペトロフシクのシンボルであり、チームのエンブレムにも描かれている。

クラブのユニフォームは、青と白のストライプである。青はドニプロ川の青い波、白はドニプロペトロフシクの雪をイメージしている。

クラブのライバルは、同じドニプロペトロフシクを本拠地とするFCドニプロである。FCドニプロは、ウクライナのビッグクラブであり、2015年に解散するまではプレミアリーグで優勝を争っていた。