Wikipedia - 武漢足球倶楽部

武漢長江足球倶楽部(漢音読み:ぶかん-そっきゅうくらぶ、中国語: 武汉长江足球俱乐部)は、中華人民共和国の湖北省武漢市をホームタウンとしていたプロサッカークラブ。中国プロサッカーリーグ(中国超級)に加盟していた。

History

  • 2008年10月 - 湖北省には元々武漢光谷がリーグに参加していたが、中国サッカー協会から中国サッカー・スーパーリーグ脱退に対して処罰が下り、チームが消失した。これを受け、武漢光谷に所属していた選手の大部分は他のクラブに移籍した。湖北省体育局は湖北省のサッカーの火を絶やさないために、武漢市のU-19代表チームをベースにして新たなプロサッカークラブを作ることを決意。
  • 2009年 - 2月に新たなサッカークラブの名称が湖北緑茵足球倶楽部に決まり、乙級リーグより活動をはじめる。リーグでは南区で優勝、昇格プレーオフでも2位に入り甲級リーグへの昇格を決める。
  • 2010、2011年 - 武漢中博置業集団と湖北東方国際旅行社が共同で2300万元を出資し、クラブ名が2010年は湖北東方国旅足球倶楽部、2011年は湖北武漢中博足球倶楽部となる。
  • 2011年12月 - 亨達睿投資管理有限公司が新たなスポンサーとして名乗りを上げるが、契約の際に先行して支払う必要がある600万元の支払いが出来ず、スポンサー契約を断念する。その1日後、武漢卓爾発展控股有限公司がスポンサーに名乗りを上げ、無事契約を締結する。これにより、クラブ名が武漢卓爾足球倶楽部となる。
  • 2012年 - 10月6日、リーグ2位以内を確定させ、2013のスーパーリーグ昇格を決めた。
  • 2023年 - 1月25日、解散が発表された。
武漢足球倶楽部は、中華人民共和国・湖北省武漢市を拠点とするプロサッカークラブ。中国プロサッカーリーグの中国サッカー・スーパーリーグに所属している。

1954年に創設された。1993年に中国サッカー・甲Bリーグに昇格し、1997年に中国サッカー・甲Aリーグに昇格した。2009年に中国サッカー・スーパーリーグに昇格し、2018年に初優勝を果たした。

ホームスタジアムは、武漢体育中心。収容人数は50,000人。

監督は、ペドロ・モレーラ。主将は、鄧卓翔。

主な選手は、エウケソン、マルセロ・セナ、ニコラス・アネルカ、ドログバ、ジャクソン・マルティネスなど。

武漢足球倶楽部は、中国サッカーを代表するクラブの一つであり、国内外で多くのタイトルを獲得している。また、多くの有名な選手を輩出しており、中国サッカーの発展に貢献している。